Arin Blog

総額1000万の借金をしたギャンブル依存症の夫と離婚し新たなスタート!シングルママで毎日奮闘中!

Arin Blog


ギャンブル依存症者の家族の想い

ギャンブル依存症共依存については書きましたが、

どういう気持ちで家族として過ごしてきたか。依存症者の妻として思っていたことを、この問題に直面している方にいつか届いて知ってもらえればという気持ちで書き残そうと思いました。

1人の経験談として、興味のある方も目を通して頂ければ幸いです(*- -)

嘘で塗り固められた生活

もちろん辛い「だけ」の生活ではなかったからこそ、一緒に暮らしていました。 それでも毎回借金が分かった後はいつも凄く辛かったです。

お金の負担はもちろんですが、何が辛いって嘘をつかれるのが一番こたえました。

頼りたかった、疑いたくない日々

本来であれば一番近くにいて、一番頼ったり支えあったりしたい人に、ずーっと嘘つかれて生活してたと思うと「え、私が見てたあの姿はなんだったの?」となります。

二度、三度...となると普通に生活していても「またやってないかな」と不安になり、本人に直接聞くこともありました。それに対し反発されなくても、”聞くこと自体が嫌”でした。相手も自分も良い気持ちにならないからです。

頭で分かっても感情が止められない

それが病気で「嘘をつきたくなくてもついてしまうもの」だって分かっても、辛いものでした。 常に疑っている自分に自己嫌悪になり、相手の素の思いやりさえ素直に受け取れない。 借金という負担自体も私にとっては辛く、怖かったですが。

”理解したい”と思いながらもうまくいかない感情とのジレンマが続きました。

寂しげに窓の外を見る女性

ギャンブル依存症の「もうしません」は、「またやります」

でも家族はこの「もうしません」を信じてしまうんです。信じたくなってしまうんです。馬鹿だと思われても。「失敗しない人生なんか無い。きっとここからまた頑張れるんじゃないか」って思ってしまうんです。


別記事でも書きましたがうちの場合はお金以外では不満の無い人でした。これが暴力をふるう、働かない、子供の面倒を見ないだったら....?「直ぐに諦めもついたかもしれない」とさえ思ってしまっていました。いっそ一片の情も湧かないほど憎さしか残らない人だったら葛藤もないのに...と考えてました。

親子イメージ


その言葉に期待してはいけないのにしてしまった。それが自分たち自身も本人も苦しめ追い込んでいました。

どうして最初の頃に離婚しなかったか

家庭内の様々な事情が絡んでいるので明確には書けませんが、周囲・子供からの信頼も厚かった、子供の通院や入院なども含まれます。私の中では悩み続け、時には口を聞きたくない時期も顔も見たくない!と思った時期もありました。

でもずっと仲が悪かったわけでもありませんでした。 まとめるのは難しいけど、身動きが取れないような状況にあったこともあるし、諦めきれなかった という表現も当てはまります。

依存症の存在を知るまでは

その時は反省しているのになぜか繰り返される行動。

  • どうしたら私の言葉が届くのだろう
  • 自分の為じゃなくていい、子供の為になら頑張れないのかな
  • 本当は一緒にいたくないのかも
  • こういったことをグルグル考えたりしてました。

    この”借金”というものを「恥ずかしい」と感じていた私は周囲にも話せませんでした。相談所なども考えが及びませんでした。ただ「急いで何とかしないと」と追い込まれ、自分たちで解決できるとも思ってました。違ったんですけどね。

    家族の本心

    怒るのは当たり前です。素直な感情です。生活のために、子供のために、返済のために必死に働いてるんですから。自分の存在自体に疑問を抱くこともありました。


    ただただ、なんとか立ち直ってほしい。



    • 「次はないよ」と脅してるように聞こえるかもしれないけど、それこそ1人になったら路頭に迷う可能性だってある。家族でいられるうちに何とかしたいと思ってた

    • 金額が大きくなる前に言ってほしい、嘘に嘘を重ねなくていい。傷が大きくなるだけだから

    • 2人にとって大切な子供がいる、明日入院することになったらどうする? パパが急にいなくなったら悲しむと思わないの? 借りる前に想像してほしい。

    • 家族なんだから。困ったときは消費者金融じゃなくて家族に頼って欲しかった。

    • 急にいなくなって音信不通になったらどれだけ心が痛むか。安否も分からず待ってるほうの時間はとてつもなく長く耐え難かった。夜眠れるわけがない。


    腹が立つ=信じてたから

    怒る=家族だから

    これが本心でした。

    嫌いだからするのかという疑問

    最初の頃は怒り狂うこともありました。言ってはいけないことも言いました。徐々に気力もなくなり、本人の気持ちもちゃんと聞かないと、と思い落ち着いて冷静に話すようになりましたが、それでも本音を聞き出すまでには至れなかったのか、本人にも分からなかったのかもしれないです。

    私の声は全く届かない。通じない。そこでもまた心が折れ、自信喪失していました。

    本当は1人になりたかったのか、3人で過ごしてるときに見てた顔は本当の夫ではなかったのか?

    「違う」と答えた本人の答えは・・・

    絶望する男性


    * 最初は本当に小さな額なのにバレないように「一緒にいたいが為に」やってしまう

    • ただ取り返すことしか考えておらず、ギャンブルをしている間も楽しくない

    • 一緒にいた時だけが本当の自分だった

    「なんで...」と思いますが、それがこの依存症の恐ろしいところなんだと思います。正常な判断ができない

    想いだけではどうにもできないことは分かりました。依存症も、そうなった原因も根本から治さないといけないことも。でも家族はずっと怒りしかなかったわけではないです。それが本人にも何度も伝えていたことで、今も分かって欲しいと思う部分です。

    自分を責め続けた

    「私のせいだ」

    依存症を甘く見て解決へと導けなかった自分、夫を選んだ自分、変えれなかった自分を責める日も少なくなかったです。

    そんな私に「何か悪い事したわけでもなく普通に育児して仕事して、家事しながら支えてきたのに何にも悪い事なんかしてないよ」と周りの人たちが言葉をかけてくれたことで、ようやく自分の事も許せるようになってきました。 そもそも他人を変えられると思ったこと自体はおこがましかったのかもしれませんが...

    希望イメージ


    家族でも見た目じゃ本当に分かりません。一緒にいない時間もあれば止められません。 幾度のチャンスを逃して自分自身を甘やかし続けた本人の責任も今はあると思っています。変われるかどうかは今後の本人次第ですが。

    同じ悩みの方へ伝えたいこと

    今現在悩んでる方がいたら、まだ引き返せるところにいるならもう一度大切な人のことを考えてみてほしいです。

    もう意思ではどうにもできないところにいるのなら、小さな世界の中で自分たちだけでずっと悩んで苦しまず、病院や相談所、自助グループなどを利用してその問題をまず打ち明けてほしいって心から思います。

    出口が見えないように感じるかもしれませんが、打開策はきっとあると思います。

    私は今後も、回復への過程を見ていきます。